IoTをはじめ、IT技術の発展は著しく、それに伴いIT職の需要も増加しています。そのため、企業に属さず独立してフリーランスとして活動することも視野に入れることができるでしょう。
フリーランスになるメリットとしては、自分で仕事全般を取り決められることが挙げられます。自宅で作業をすれば通勤が必要なくなり、受注や発注に関しても今はインターネット上でできますから簡単です。人によっては無駄な拘束時間が消えて、周囲との兼ね合いが不要になるため効率性を上げることができて、その分だけ多く働ければ収入アップも可能となります。一方で常駐案件に携われば、職場はクライアント先になるため、会社員のときのような働き方が可能です。働き方は会社員に似ていますが、収入は会社員のときより増える可能性があり、中には年収が1000万円を超える人もいます。
メリットがある一方で、フリーランスにはデメリットも存在していて、そもそも仕事がなければ収入を得ることもできなくなります。そのため、仕事に関する技術だけでなく、営業力や事務処理能力も必要となるのです。また、孤独感に悩まされるケースも少なくありません。自宅作業で引きこもりがちになることで孤独感を感じるのであれば、シェアオフィスやコワーキングスペース、カフェなどを活用することが必要になるでしょう。仕事は1人で集中して行いたいものですが、人と会ったり会話をしないと精神的によくないので注意が必要となります。さらには事故や病気の際の保険をかけておく必要もあり、それぞれのデメリットに対して真摯に考えることが大切です。